至高の麗女ソフィア 淫らな誘惑

*プロローグ
*ここ王宮騎士団に行方不明者リストと共に告発状が届いたのは一週間前だった。
 リストの横には、一桁の数字が並んでいる。 これは、行方不明者の年齢だ。
 すなわち、行方不明者は全員年端も行かない子供達なのである。

*そして理由も明白であった。 拐われて奴隷として売り払われていくのだ。
 もちろん王国では奴隷売買は重罪であり、首謀者は死罪となる。
 騎士団でも毎年数人の業者を捕らえており、実際処刑も行われている。

*しかし一向に奴隷売買は無くならない。 それは、業者側が転々と子供達の
 待機場所を変え、なかなか証拠が掴めない上・・例え首謀者として捕らえても
 実際は組織の末端に過ぎず、真の首謀者には辿り着けないのが現状だからだ。

*彼ら真の首謀者は、裏では配下を使い奴隷売買を行いつつも・・表立っては
 通常の事業を営んでおり、一般市民として何食わぬ顔で生活しているのだ。

*そんな状況の中、届いた告発状には真の首謀者とされる者の名が記されていた。
 この者を捕らえられれば奴隷売買組織の壊滅のきっかけになるかもしれない。
 そして早急に事を運ばなければ、全ての証拠は隠滅されてしまうであろう。

*そこで騎士団員の中でも知勇共に優れた数名で、証拠確保のために早急に
 調査に向かったのだ。 だが、予定されていた報告日になっても
 誰ひとりとして戻る者はいなかった・・。

*もはや一刻の猶予も無い、そう感じた騎士団長でもある勇者は、
 被害を最小限にとどめるために単独で現場に乗り込むのでだった。
 部下達と、幼い子供達を取り戻し・・奴隷売買組織を壊滅させるために・・。

勇者
「レッド・ローゼスここか。 ここのオーナーは、ソフィア・ローゼス・・
 写真で見る限り、まだ年若いかなりの美しい女性だ。 しかも毎年王宮に
 多額の寄付金を収め、貴族連中にも顔の効くやり手の優良市民ときたか・・。」

勇者
「これは乗り込んで証拠を掴めなかったら、かなりマズい事になるだろうな。
 だが、急がなければ取り返しのつかない事態になるのも明白なんだ・・。
 くっ、考えていても埒(らち)が明かない・・行動あるのみだっ!。」

*勇者は、作を練るよりも行動を優先させて
 レッド・ローゼスと記された派手な看板の酒場の扉を開けた。

*すぐに店員らしき礼儀正しい男に案内されて勇者は席に案内された。

勇者
(これは・・けっこう広いな・・。 中央にイベント用の舞台まである・・。
 それに、ソファーにテーブル、調度品・・どれもかなり高価そうだ・・。
 確かに貴族連中の好みそうな場所だな・・。)

勇者
(しかし勢いで入店したはいいけど・・どうすればオーナーに会えるんだ?
 ん~そうだな・・とりあえず、いつまで待たせるんだとか・・
 ホステスにでもクレーム付けて暴れてみるか・・。)

女の声
「いらっしゃぃませ・・。 お客さまは、当店は初めてですよね?。」

勇者
「(おっ、さっそく・・)あぁ、そうだ・・いったい、いつっ!?・・。」

*声を掛けられて、考えていた通りに不機嫌そうな感じで話しながら振り向くと・・
 そこには目を疑うほどの華麗で妖艶な女が微笑んでいた。
 そのあまりの美しさに勇者は・・言葉を忘れ固まってしまった・・。


「初めまして、わたしは・・ソフィア・ローゼスと申して
 一応こちらのお店でオーナーをさせていただいております。
 お会いできまして大変光栄です、勇者さま・・うふっ・・。」

勇者
「あ・・あぁ、ごくっ。(ん? ソフィア・ローゼスだと? いきなりだな。
 確かに写真の女に間違いない・・間違いはないが、写真以上というか・・
 信じられん、この世にこれほどの女が存在・・するのか・・?)。」

*写真で見る以上の魅力的な容姿と、年齢に不釣り合いな優雅な振る舞いの
 ソフィアに勇者は一瞬で惹かれてしまい、見惚(みと)れている・・。

ソフィア
「勇者さま? どぅかなさいましたか?。」

勇者
「はっ! あ、あぁ・・いや何でもない・・ん? 勇者さま?
 どうして俺の事を?。」

ソフィア
「うふっ、この城下で勇者さまを存じない者はいませんわ。 それに・・
 これでもわたし、王宮に招いていただく機会はそれなりにありますので
 城内で何度も勇者さまのお顔は拝見させていただいておりますので・・。」

勇者
「あぁ、そうなのか・・。(それにしても・・なんて魅力的な女なんだ・・。
 こんなほっそりした肩やウエストなのに、この乳(ちち)っ!! それと
 あの脚(あし)、笑顔もかわいいし、なんか凄くいい匂いもするしで・・やばいっ!)」

ソフィア
「まぁ~わたしの場合・・
 あなたに対しては、それだけではありませんけど・・うふふっ・・。」

勇者
(ん? それだけじゃない? そうだよな・・今、俺がここに来てる
 その意味は理解してるって事か・・。 ふぅ~あぶない、あぶない・・
 任務を忘れるとこだったぜ、ちらっ・・うっ! ほんと、あぶないな・・。)

勇者
「えぇ~と、ソフィアさんでいいのかな? 率直に聞きたいんだが・・。」

*勇者は気を取り直して、落ち着いた感じで聞き取りを始めようとする。

ソフィア
「あんぅぅ~っ、ソフィアさんだなんてぇ~・・。
 その、できましたら・・ソフィア・・と、呼んでいただけましたら・・
 うれしぃのですけど・・ねぇ~ぇ? ダメかしら? 勇者さまぁん?。」

*先程までの優雅な雰囲気から一転した・・
 かわいらしくも妖艶なソフィアが少し甘えるような仕草で問い掛ける・・。

勇者
「えっ? あ、あぁ・・それじゃ~ソフィア・・。(なに、これ?)
 実は君に確認しなければならないことがあって(そんな潤んだ瞳で・・)
 今日は来たんだ・・けど・・。(頬を染めて・・あぁ~胸の谷間がぁ~)。」

ソフィア
「わたしにですかぁ~? もちろん、構いませんけどぅ~勇者さまと・・
 こぅして直接お逢いできる機会なんて、そぅそぅありませんしぃ~
 その前に、まずはわたしを・・いかがかしら?。」

勇者
「はい? 今、いかがですか? って、言った?
 あれ? しかも聞き間違いでなければ・・わたしを・・を? って?。」

ソフィア
「んぅ~嫌ぁん・・いじわるですね、恥ずかしぃから聞き返さないで・・。」

勇者
「いや、だって・・初対面だし・・
 会っていきなりそんなこと言われても・・。」

ソフィア
「そぅですよね・・お逢いしたばかりでこんなこと言ぃ出すなんて・・
 きっと端ない女だって思われていますよね・・。
 あぁん、でもこの気持を抑えきれなぃのです・・。」

ソフィア
「わたしは、なによりも強い男の人が好き・・。
 強ければ強いほどより惹かれてしまうの。 だから・・
 魔界で一番の男を、あなたを・・この身体が求めてしまぅの、女として・・。」

勇者
「ごくっ・・女として・・。」

ソフィア
「そぅです・・王宮であなたのお顔を拝見する度に、何度もあなたとのことを
 想ぃ描いていましたわ・・あのたくましぃ腕で抱きしめてほいぃ・・
 あの人と愛し合えればぁ~んぅ~もぅ死んでも構わなぃって・・。」

勇者
「死んでもって・・。」

ソフィア
「偽りではありません・・。 お願ぃです、勇者さま・・わたしを・・
 このソフィアを受け入れてくださるなら・・
 何でもあなたの言葉に従ぃます・・ですから・・。」

*感情を抑えられない妖艶な麗女が、熱い吐息と共に前のめりに迫ってくる。
 その瞳は潤み、唇は濡れ、頬は朱に染まっている・・そして更に・・
 ほんの少しだけ汗ばみ、艷やかとなった豊かな胸元が柔らかに揺らいでいる。

勇者
「あ、いや・・俺は、そんなつもりで・・ここに来た・・わけじゃ・・。
 でも・・ごくっ、君が・・そこまで・・言うの・・なら・・。」

*突然の状況にしどろもどろになり・・勇者の息は荒れ、鼓動が高鳴る。
 股間に急激に血液が集まって熱くなっていく。 そしてすぐにも手を伸ばし
 この魅力溢れる女を抱きしめてしまいたいと、そんな衝動に駆られてしまう。

ソフィア
「はぁん、さぁ~勇者さまぁ~あちらの個室で・・ね?。」

勇者
「ソフィア・・。 あ、あぁ・・そうだな・・。」

勇者
(そうさ・・俺は、この美しい魅力溢れる女を受け入れればいいんだ・・。
 だって、そうすれば何でも言うことをきくって言ってるんだから・・。
 あぁ~ソフィア・・君としたい・・君としたら俺は・・。)

勇者
(したら俺は・・俺はどうなる? この女を捕らえられるのか?
 ダメだっ! わかる・・この女としたら・・俺は戻れなくなるっ!
 この女は危険だ・・任務の遂行が・・やつらの生命が・・)

ソフィア
「あぁん、うれしぃですわ・・。 やっと、わたしの夢が叶ぅのですね・・。
 今夜、わたしは愛しぃあなたと結ばれるのです・・うふふっ・・。
 たっぷりとソフィアの身体を堪能してくださぃ・・ねぇ~? 勇者さまぁ~。」

勇者
「うくぅ・・ダメ・・だ・・。 はぁ~はぁ~ダメだっ!
 ダメなんだっ! ソフィア、君とはできないっ!。」

ソフィア
「どぅしてですかぁ~?
 わたしでは勇者さまの欲望の対象には、ならないのでしょうか?。」

勇者
「違う、逆だ・・君は魅力的過ぎるんだ・・。 もしも、このまま・・
 君と一時(いっとき)を過ごしてしまったら・・俺は・・君に溺れ・・
 任務を遂行できなくなってしまう。 そんな気がするんだ、だから・・。」

ソフィア
「はぁ~残念・・うふふっ、さすが勇者さまってわけね。
 わたしにここまで迫られて堕ちなかった男はあなたが初めてよ。」

*残念そうにため息を付くと、再びソフィアの雰囲気が変わる・・。
 さばさばした凛々しい口調と表情になった・・。

勇者
「な? えっ? どういうことなんだ・・?。」

ソフィア
「ちょっと、しっかりしてよね? 数日前に騎士団員が接触して来て・・
 今度はその団長であるあなたが、わたしのお店に現れたのよ?
 当然、要件はひとつしか無い、そぅでしょ? 違ぅのかしら?。」

勇者
「やはり、気づいていたのか・・それで、色仕掛けで俺を・・。」

ソフィア
「はぁ~? ねぇ~? わたし、そんなに軽い女じゃなぃけど?
 まぁ~確かに結果的にそれであなたがこの件を終わりにしてくれれば?
 それはそれで言ぅことはないけど・・それとこれは別よ・・。」

ソフィア
「勝手にわたしの気持ちを決めつけないで・・さっきのは本気よ。
 わたしはあなたが欲しぃ、だからあなたを誘ったの・・。
 本当にあなたに抱いてほしぃって思っているから・・。」

勇者
「そうか、それは悪かったな・・。
 けど、この状況は・・理解してるんだよな?。」

ソフィア
「してるわ、してるけど・・でも、仕方ないでしょ・・。
 女としてこの身体が、本能が疼くんだもの・・。
 あなたのペニスが欲しぃって・・。」

勇者
「ごくっ、俺の・・。」

ソフィア
「そぅよ、あそこが濡れてしまぅぐらいにね。 と、言うか・・
 もぅ、少ししっとりしてきちゃったんだけどぅ~うふふっ、見てみる?。」

勇者
「うぅ、だから・・そんな状況じゃ・・ないだろうが・・。」

ソフィア
「そぅね、けど・・どんな状況でもわたしはしたぃことをするだけよ。
 だからさぁ~ねぇ~んぅどぅかしら? やっぱり、わたしとしてみなぃ?
 んふっ、わたしの・・あそこの膣(なか)の襞々(ひだひだ)、自由に動くのよ?。」

勇者
「膣(なか)が・・ごくっ、自由に・・?。」

ソフィア
「そぅよぅ~きゅきゅって舐め回すようにペニスの先端の敏感な部分に
 しゃぶりつくみたいに擦りつけてぇ~そのたくましぃ肉棒にはぁ~
 きゅきゅっと絡みつけてぇ~ぎゅぎゅって締め上げてぇ~んぅ~。」

勇者
「締め・・上げて・・。」

ソフィア
「うふっ、そぅ・・。 それでぇ~わたしがぁ~ここでぇ~うふふっ・・
 痺れるほどの快楽の中で、あなたから・・んぅ~搾り取ってあげるわぁ~。
 どぅかしら? 素敵でしょ? ねぇ~勇者さまぁ~ん・・。」

勇者
「はぁ~はぁ~あぁ、あぁぁ・・このソフィアが・・ごくっ、俺から・・。
(ダメだ・・想像したら・・まじで、この女だけは・・やばいって・・)。」

ソフィア
「そして、その快楽でぇ~わたしの虜になってしまうの・・。
 うふふっ、ねぇ~? それもぅ~ん? いぃと思わなぃ?。」

勇者
「虜になるほどの・・快楽・・。(したい・・この女と・・
 男として、この女のあそこが・・たまらなく・・欲しい・・)。」

ソフィア
「そぅよぅ~あぁんぅ~勇者さまもぅ~興味・・あるでしょ?
 それにわたしぃ~もぅんぅ~がまんできないのぅ~。
 あなたがほしぃの、ねぇ~いぃでしょ~? ねぇ~んぅ~勇者さまぁ~。」

勇者
「はぁ~はぁ~はぁ~はぁ~ダメ・・ダメ・・ダメ・・
 ダメなものは・・ダメなんだぁぁぁ・・ダメ・・なんだ・・。」

ソフィア
「はぁ~ほんとカタブツなんだから・・。 でも、うふふっ・・
 そぅいう信念がある所も素敵よ・・もっと好きになっちゃったじゃない。
 いぃわ、それなら取引をしなぃ? 勇者さまだけの特別な提案よ・・。」

勇者
「はぁ~はぁ~取引・・だと? そんなものには応じない・・。
 お前は捕まえる・・ただ、それだけだ・・。」

ソフィア
「とりあえず聞くだけ聞いてよ。
 あなたをこんなにも慕ってぃる女のお願ぃなんだから・・。
 そのぐらいはしてくれても、いぃでしょ? それも、ダメ?。」

勇者
「(ごくっ・・めっちゃ、エロかわいい・・)
 まぁ~話を聞くぐらいはいいだろう、言ってみろ・・。」

ソフィア
「ありがと・・単純なことなんだけど・・
 あなたとこちらの代表とで一対一の決闘をするの。」

ソフィア
「それで、あなたが勝てば・・わたしはおとなしく捕らわれるわ。
 それと、こちらで捕らえているあなたの部下達も・・
 そして子供たちも無事に解放するって約束するわ。」

ソフィア
「けれど、こちらが勝った時は今回の件は見逃してほしぃの。
 あぁ、ただその場合でもあなたの部下達も子供たちも無事に解放するわ。
 そぅじゃないと、その後(あと)の方がむしろ怖ぃことになりそぅだものね。」

ソフィア
「どぅかしら?
 あなたが勇者さまだから・・特別の提案なんだけど?。」

勇者
「うむ、確かに悪くはないな・・。
 やつらも子供達の無事も保証されているってことだからな・・。」

ソフィア
「そぅよ・・当然、この提案を飲んでもらえないと
 わたしたちだって命懸けで戦ぅしかなくなるわ。 まぁ~その場合でも・・
 あなたは問題無くわたしたちを捕らえるんでしょうね。 けど・・。」

ソフィア
「ここにいない子供達は、再度移動されてしまうし・・
 それに、いくらあなたが強くても乱戦の最中で・・
 確実にあなたの部下達を救出できるって、言ぃ切れるのかしら?。」

勇者
「まぁ~確かにな・・。 けど、だからこそ怪しいだよな?
 条件があまりに俺に都合が良すぎる・・。
 どう考えてもお前が、何か企んでいるとしか思えない。」

ソフィア
「企むねぇ~何かできるなら、わたしも生命が掛かっているんだし?
 当然いろいろと画策するとこなんだけど・・。
 この状況で出来ることなんて限られているのよねぇ~。」

ソフィア
「普通に思いつくのは人質を盾にすることなんだけど・・子供たちは既に
 ここにはいないから・・その役目って、あなたの部下達になるわよね?
 そぅなると、あなた・・そんな取引には応じなぃでしょ?。」

勇者
「当然だ。 やつらには騎士団員としての誇りがあり、常にその覚悟を持って
 任務に着いている。 もしも、俺がそんな取引に応じたら・・
 逆にやつらの誇りを汚すことになってしまう。」

ソフィア
「そぅよねぇ~。 だとすると、そんなことしても・・
 あなたをむやみに怒らせるだけになるでしょ?
 結果こちらの被害がただ大きくなるだけなのよ・・。」

ソフィア
「わたしね? 自覚はあるのよ? あなたに追い詰められているってね。
 だから、これでも・・この状況で、あなたに納得してもらえそうで
 かつ、こちらにとって最大の利の有る条件で交渉しているつもりなの。」

勇者
「だが、前提条件として俺に勝てそうなやつが
 お前の配下にいればに、なるんじゃないか?。」

ソフィア
「そぅね・・でも、それは・・
 相手があなただという時点で可能性頼みになるのは、仕方がないわ。
 けれど、どんなことにも絶対は無いのよ?。」

ソフィア
「1万回あなたと戦って偶然が重なることで、たったの一回だけでも
 勝てる者がいれば・・わたしは、それに掛けてみるわ。」

ソフィア
「それに、わたし・・
 惚れてる男の前で無様に足掻ぃて、醜態を晒したくなぃの。」

勇者
「はんっ、悪党がカッコつけてんじゃねぇ~よ・・。」

ソフィア
「あら? カッコよかったかしら? うれしぃわ、うふっ・・。」

勇者
「ふぅ~いいか?
 本来俺は、俺の誇りに掛けて悪党と取引なんかは絶対にしない。」

勇者
「だけどお前は、やつらの無事を約束すると言う。 そして俺にとって
 部下達の生命は、やつらにどう思われようと俺の誇りなどより遥かに重い。
 だから・・仕方ない、いいだろう・・その決闘を受けてやる。」

ソフィア
「ありがと・・それじゃ~勇者さまとわたしの約束ね。 こぅ見えて、わたし・・
 約束は絶対に守る女だから信じてくれていぃわよ。 と、まぁ~ここまでは・・
 予想通りなんだけど・・はぁ~問題なのは、その決闘の結果だからね・・。」

勇者
「悪いが、その結果は既に決まっているけどな。
 それで? 決闘のルールはどうするんだ?。」

ソフィア
「決闘スタイルは、ナッシングオールよ。」

勇者
「ナッシングオールだと? だが、それだと・・。」

ソフィア
「そぅ、装飾品に至るまで全ての物は使用できなぃ、その代わりに・・
 己の能力であれば、魔法・スキル・技・・何でも有りのデスマッチよ。
 そして、策略が不可能だから言ぃ訳のきかなぃ完全な勝敗が着くわ。」

勇者
「俺は、いいが・・それでいいのか?。」

ソフィア
「いぃも何も、始めから小細工なんてするつもりは無いの。
 言ったでしょ? わたしは、絶対にあなたに醜態を晒さなぃわ・・。
 あなただって、逆の立場になっても惨めな姿は見せなぃでしょ?。」

勇者
「あぁ、そうだな・・わかったよ・・。」

ソフィア
「それと・・決闘の舞台には、強力な魔力シールドを張るわ。
 一応、言っておくけど・・このシールドは、あなたでも壊せなぃわよ。
 内部で封印を掛ければ勝者が封印を解かない限り絶対に入出(にゅうしゅつ)は出来ないわ。」

ソフィア
「ただ、シールドは透明なので内外(うちそと)のどちらからも状況の確認はできるし、
 音も聞こえるので会話もし合えるわ。 ここまでは、いぃかしら?。」

勇者
「あぁ・・。」

ソフィア
「あと、この決闘には時間制の導入も必要だと考えているわ。
 時間はそぅね1時間・・判定は、その時のHP・MPの合計が高ぃ方の勝利。
 これでどぅかしら?。」

勇者
「時間制? なんでそんなものがいるんだ?。」

ソフィア
「もしも膠着(こうちゃく)状態になって、勝敗が着かなぃなんて困るでしょ?
 まぁ~時間に関しては、2時間でも3時間でもいぃと思ぅけど・・。」

勇者
「そんなことにはならないと思うが・・まぁ~いいだろう。
 時間の方だが・・だいたい俺は、判定までいくつもりなんて無いから
 1時間もあれば十分だろ。」

*勇者は、そう返事をすると・・ステージにゆっくりと向かった。

ソフィア
「それじゃ~わたしの配下と・・あなたの部下達に入場してもらぅわね。
 おいっ、お前・・やつらを連れて来い。」

*ソフィアも勇者に説明しながらステージに上がると
 手下の男に人質を連れて来るように指示をした。

*すぐに3名の騎士団員が捕縛された状態で連れて来られた。 3名共、
 かなり殴打された様で、顔は腫れ上がり身体中に青アザが見られる。
 しかし、幸いにも生命に別状は無いようだ。

騎士団員
「すみません、団長・・。」

勇者
「あぁ、気にするな。
 くっ、けっこうやられているな・・だいじょうぶか?。」

騎士団員
「はい、このぐらい問題ありません。」

勇者
「そうか、とにかく無事でよかった・・。
 すぐに救出するから、待ってろ。」

騎士団員
「は、はい・・ありがとうございます・・。」

*騎士団員達は勇者の姿を見て安心したのか
 その表情が見るからに明るくなっていった。

ソフィア
「こほんっ、ねぇ~? 感動の再会はそのあたりでいぃかしら?
 そろそろ始めたぃのだけど・・。」

勇者
「あぁ、待たせたな・・始めてくれ・・ん? おいっ、何言ってんだ?
 肝心のお前らの代表がステージに上がってないだろうが・・。」

ソフィア
「あぁ~これでいぃのよ。 あなたの決闘の相手は・・
 このわたし、ソフィア・ローゼスだから・・。」

*そう告げると、ソフィアはさっさと封印をしてしまった。
 その瞬間、勇者とソフィアの身に着けていた衣服・武器・アクセサリーなど
 全てがシールドの外部に転送され、ふたり共裸になってしまった。

勇者
「おいっ! ふざけるなっ!
 ソフィア、お前が相手なんて聞いてないぞ?。」

ソフィア
「あら? こちらの代表と一対一の決闘をすると言ったはずだけど?
 わたし、何かあなたを騙すよぅなことをしたかしら?。」

*そう言ってソフィアが振り返る。 そこには・・
 一糸まとわぬ完璧なプロポーションの悩ましい女体があった・・。

勇者
「うぅぅ・・いや、騙してはいない・・
 けど、お前と・・女と決闘なんて、俺はやりたくないんだ・・。
(うぉぉ、想像以上だ・・やばい見てるだけで・・股間が・・)。」

ソフィア
「みっともなぃわよ、勇者っ! あなたは決闘を了承したはずよね?
 こちらに落ち度も無いのに・・
 それをあなた個人の感情で反故(ほご)にすると言ぅのかしら?。」

勇者
「うっ、くっ・・確かにそうなんだが・・。
 だからって・・そんなエロい身体丸出しで凄まれても・・。」

ソフィア
「はぁ~? ナッシングオールなんだから当然でしょ?
 それより、他に反論が無ぃのなら・・始めるわよ・・。」

勇者
(くっ、まいったな・・確かにソフィアの言い分は筋が通っている・・。
 通ってはいる・・けど・・ちらっ・・ごくっ・・たまらん・・。)

手下A
「ちょっと待ってくださいっ! ボスッ!
 その男と戦うなんて、何言ってんすか?。」

勇者
(おっ!? そうだ、いいぞっ! 言ってやれっ!
 お前らから止めてくれるんなら・・。)

ソフィア
「あっ!? オーナーって呼べって言ってんだろぅがっ!
 お前、後でヤキな。」

手下A
「あぁぁ・・。」

*真っ裸で仁王立ちの女に恫喝された手下Aは、一瞬で真っ青になり
 ブルブル震え出した。 そして、その股間のあたりに現れた染みが
 見る見る広がっていき、それ以上何も言葉にできなくなってしまった。

勇者
(えっ!? それで終わり? 情けねぇ~な、チビってやがるし・・。
 けどまぁ~仕方ないか・・この女マジ怖ぇ~なんつぅ凄ぇ迫力なんだよ。
 それにしても、こんなにエロい身体して本当に裏組織のボスなんだな・・。)

手下B
「けど、オーナーッ! そいつが誰かわかってるんすか?。」

勇者
(おっ! 別のやつか! 今度こそ頼んだぞっ!)

ソフィア
「わかってるわよ、勇者さまでしょ?。」

手下B
「わかっててなんでですか? もう何人もあの軍事国家の帝国の将軍さえも
 ぶった切ってるバケモノなんですよ? いくらオーナーでも・・
 そいつだけはやばいですって・・。」

勇者
(そう、やばいよ俺・・マジで・・。 自分で言うのもあれだけど・・。
 俺がソフィアの立場だったら絶対に決闘なんてできないからな・・。)

ソフィア
「ならさぁ~お前がわたしの代わりにこの男を倒して・・わたしを救って
 くれるって言ぅのかぃ? けど、しくじったらどぅなるのかわかるよな?
 なぁ~? どぅなんだぃ? ほらぁ~答えてみなよっ!!。」

*手下Bも素っ裸の女に恫喝され、一瞬で真っ青になりブルブル震えだし・・
 それ以上は何も言えなくなってしまった・・。
 そして、彼のズボンの裾からもボタボタと水滴が垂れ落ちている・・。

勇者
(ダメだ・・こいつも漏らしやがった・・。 この女、普段から怒らせると
 相当やばいんだろうな。 けど・・これがあのエロかわいく甘えてきた
 ソフィアなんだよな? ごくっ、むしろいいかもっ! たまらん・・。)

ソフィア
「で・・他には? まだ、わたしにくだらなぃ時間を使わせるやついる?
 なぁ~そんなやつ、いなぃよなぁ~?。」

*ソフィア配下は全員下を向いて震えだしてしまった・・。

ソフィア
「ふんっ! と、言ぅことだから・・ごめんなさぃ、勇者さま。
 みっともなぃとこ見せてしまったわね。」

勇者
「あ、あぁ・・それは、いいよ・・。(やべぇ~ソフィア・・
 エロかっこいい・・俺、この女にマジで惚れそうだ。 なのに・・)
 俺、どうしても・・ソフィアと戦わないとダメなのか?。」

ソフィア
「そんなにわたしと戦いたくなぃのかしら?。」

勇者
「あぁ・・できれば・・。」

ソフィア
「そぅ、いぃわよ。 けど・・
 その場合、当然わたしの不戦勝ってことでいぃのよね?。」

勇者
「えっ!? いや、それは・・。」

ソフィア
「よかったわぁ~不戦勝でもわたしの勝利には違ぃないもの。
 そぅいうことなら、すぐに封印を解除するわね。 それじゃ~これで・・
 この件はお終ぃ。 あなたはさっさと帰ってよね? 勇者さま?。」

勇者
「ちょっと、待ってくれって・・。」

ソフィア
「あぁ~安心して。 わたし約束はちゃんと守る女だって言ったでしょ?
 そこの騎士達は連れて帰っていぃわよ。
 それと、子供達も後で王宮に送っておくわ。 それでいぃのよね?。」

勇者
「待てって! 勝手に話を進めるなよ。
 不戦勝なんて絶対に認めないからな・・。」

ソフィア
「はぁ~何なのよ・・。 ぬか喜びさせなぃでほしぃわ・・。
 それで、どぅするの? わたしと・・するの? しないの?。」

勇者
「くっ、変な聞き方するな・・戦うよ・・。
 それと、なんか駄々こねたみたいで悪かったな・・。」

ソフィア
「あら? 悪ぃと感じているの? それなら、せめてぇ~んぅ~手加減・・
 して・・ね? いぃでしょ~? ねぇ~んぅ~勇者さまぁ~。
 あぁん、もしあれならぁ~わざと負けてくれてもぅ~いぃのよぅ~。」

*また、エロかわモードで甘えてくるソフィア・・。
 しかも今度は凄まじく危険なボディーが丸見えだ・・。

勇者
「うぅ、いや・・そういうわけには・・。
(困った・・こんなにエロくてかわいい女を相手に本気で戦えない・・。
 どうすれば、いいんだ・・手加減を? いやでも、それは・・)。」

騎士団員
「団長っ! その女の見た目に騙されないでくださいっ!
 その女に手加減なんて必要ありませんっ! その女には・・
 騎士団員のだれかがきっちりと裁きを与えないとならないのですっ!。」

勇者
「ん? どういうことなんだ?。」

ソフィア
「あらぁん、3人掛かりでわたしに負けちゃって悔しぃからってぇ~
 勇者さまに告げ口なんて、情けなぃんじゃなぃ?。」

勇者
「なっ! 嘘だろっ!? お前らが負けたって言うのか?
(このエロかわいい・・)ソフィアひとりに・・?。」

騎士団員
「はい、凄まじい体術で・・何もできませんでした、すみません・・。
 そのことについては我々が未熟でした、悔しいですが受け入れます。
 ですが許せないのは、その後(あと)のその女の騎士団を侮辱した発言なのです。」

騎士団員
「団長っ! お願いしますっ! どうかその女に制裁をっ!。」

勇者
「お前らがそこまで言うなんて・・なぁ~ソフィア、お前・・
 騎士団に対してどんな言葉を使ったんだ?。」

ソフィア
「ん~はっきりは覚えてなぃけどぅ~・・確かぁ~・・。
 ふんっ! 弱っ! なにこの手応えの無さ? これが王国騎士団の実力?
 3人掛かりで女ひとり倒せなぃの? お前らなんて存在する価値無ぃわね?。」

勇者
「くっ・・。」

ソフィア
「うふっ・・でも安心なさぃ、わたしがカスで無能なお前らにも
 価値を付けてあげるわ。 性奴隷として売りさばいてねぇ~っ!
 うれしぃでしょ? よかったわね?。」

勇者
「騎士を性奴隷・・だと? もういい、わかった・・やめろ・・。」

ソフィア
「それに寂しくなぃわよ? 王国騎士団の実力がこの程度なら・・
 そのうちに、このわたしが・・お前ら騎士団員、全員を・・
 性奴隷にしてあげるわ~あははっ・・。」

勇者
「黙れっ!! やめろって言ってるんだっ!!。」

ソフィア
「あんっ、何なのよ・・あなたが聞ぃてきたんじゃなぃ・・。」

勇者
「ふぅ~女相手にこれほどの怒りを覚える時が来るとはな・・。
 かわいそうだが・・手加減は無しだっ!。」

ソフィア
「はぁ~いぃわ。 けど、始めに言っておくけど?
 いくらあなたが強くても、わたしは・・簡単には負けなぃわよ?。」

勇者
「あぁ、俺も簡単に終わらせる気は無い。 王国騎士の栄光と誇りを
 侮辱した罪、たっぷりとその身体に償わせてやるつもりだからな・・。」

ソフィア
「あんっ、この身体に?
 それじゃ~その時は・・優しくして・・ね? うふふっ・・。」

勇者
「もう、おふざけの時間は終わりなんだよっ! なぁ~ソフィア?
 忘れるなよ? 王国騎士団員全員を性奴隷にすると吐いた言葉をっ!
 俺も王国騎士団のひとりなんだからなっ!!。」

ソフィア
「あぁん、うれしぃわぁ~。 勇者さま、その気があるの?
 それならぁ~あなたは売らずに、わたし専属の性奴隷にしてぇ~・・
 うふっ、可愛がってあげてもぅ~いぃわよ? どぅかしら?。」

勇者
「ふんっ! 調子に乗りすぎだお前・・マジで泣いても許さないからな。
 それじゃ~まずは・・俺は何もしない、好きに攻撃してこい。
 そして、己の無力さに絶望して後悔するんだなっ! ほらっ、来いよっ!。」

*戦いが始まったっ!
 勇者  :体力99999/99999:魔力&精神力99999/99999
 ソフィア:体力26052/26052:魔力&精神力32112/32112

ソフィア
「何なの? 構えもしないでわたしの攻撃を受けるって言ぅの?
 いくら女だからって、わたしのことちょっと・・
 なめ過ぎじゃなぃのかしら?。」

*確かに女とはいえソフィアの能力値は非常に高く
 決して甘く見ていい相手ではない。
 ただし、それは相手がこの男でなければであるが・・。

ソフィア
「行くわよっ! 後悔するのはあなたの方だって教えてあげるわ。
 はぁーっ!! せいっ!! せいっ!! いやーっ!!。」

*ソフィアの激しい打撃・蹴撃、そして鋭い爪での引き裂き攻撃が
 勇者を襲うっ!! 勇者は構えもせず、ただ立ち尽くしているだけだ・・。
 当然、ソフィアの全ての攻撃が完璧にヒットしたっ!! だが・・。

ソフィア
「はぁ~はぁ~何なの? これほどの防御力だなんて・・。
 これが勇者・・こんなのどぅやって倒すって言ぅの・・?。」

*ソフィアが呆然とするのも当然であった。 少なくとも30以上の打撃が
 ヒットしたにも関わらず、この一連の攻撃で勇者の受けたダメージは
 たったの6、残りHPは99993・・絶望的な数値であったからである。

*勇者  :体力99993/99999:魔力&精神力99999/99999
 ソフィア:体力26052/26052:魔力&精神力32112/32112

勇者
「ほぅ~合計ダメージ6か・・女にしては大したもんだな? で、どうだ?
 少しは手応えを感じてくれたのか? どうした? 休んでる暇は無いぞ?
 ほらっ、ソフィアッ! 続けて来いよっ! 王国騎士はカスで無能なんだろ?。」

ソフィア
「くっ・・わかったわよ・・。」

勇者
「はぁ~? お前、本当にわかってるのか?
 お前程度の攻撃なら、このまま時間まで攻撃をさせてやったとしても
 お前ごときが王国騎士の俺に勝利する望みなんて欠片ほども無いんだよっ!。」

ソフィア
「それだって、やるしか無いでしょッ!?
 こっちだって、生命が懸かっているのよ・・。 やぁーーーっ!!。」

*ソフィアは、闇雲に勇者に打撃を打ち込もうと駆け寄っていく・・。
 だが・・。

勇者
「ふんっ! それじゃ~次だ。
 今度は俺の攻撃を受けて・・更なる絶望を味わえっ!
 魔拳・猛牛爆角っ!!。」

*勇者は魔力&精神力 1000 を消費した。
 勇者  :体力99993/99999:魔力&精神力98999/99999
 ソフィア:体力26052/26052:魔力&精神力32112/32112

ソフィア
「嘘つきっ! 何もしないんじゃなかったのっ!?
 シールドッ!!。」

*ソフィアは魔力&精神力 200 を消費した。
 勇者  :体力99993/99999:魔力&精神力98999/99999
 ソフィア:体力26052/26052:魔力&精神力31912/32112

ソフィア
「キャァァーーーッッ・・・。」

*とっさに防御壁を張ったソフィアであったが・・
 勇者の攻撃を防ぎ切ることはできずに後方に吹き飛ばされてしまい・・
 魔法壁に激突・・そして、そのまま腰から落ちてしまった。

*ソフィアは 3172 の大ダメージを受けた!
 勇者  :体力99993/99999:魔力&精神力98999/99999
 ソフィア:体力22880/26052:魔力&精神力31912/32112

勇者
「ほぅ、とっさにシールドを張って直撃を免れたのか・・。
 なかなか、やるじゃないか? それに・・
(ごくっ・・なんてかっこうしてんだ、あそこが丸見えじゃないか・・)。」

ソフィア
「はぁ~はぁ~ズルぃじゃない・・。 何もしないって言ってたのに・・。
 ん? ちょっと、どこ見て・・っ! やだっ! どこ見てんのよ・・。」

勇者
「どこも見てないよ・・ただもう、サービスタイムは終わったってことだ・・。
 それより・・いいから早く立てよ・・。」

ソフィア
「あらぁ~? 勇者さまは、わたしとのサービスタイムがご希望かしらぁ~?
 それなら、いぃのよぅ~? こっちがお好みならぁ~
 今からでもわたしと・・しちゃう?。」

*ソフィアは誘うような表情でそう言うと・・
 見せつけるようにゆっくりと立ち上がった。

勇者
「バ、バカを言うなっ! そんな気は無い。
 何故なら、ここからはお前が制裁を受けるショータイムだからだ・・。」

ソフィア
「くっ、わたしだって・・ただやられてばかりは・・いなぃわよ・・。」

勇者
「そうか、ならさっきの倍の威力の技をおみまいしてやろう。
 魔拳・獅子恐牙っ!。」

*勇者は魔力&精神力 3000 を消費した。
 勇者  :体力99993/99999:魔力&精神力95999/99999
 ソフィア:体力22880/26052:魔力&精神力31912/32112

ソフィア
「くっ、ツインシールドッ!。」

*ソフィアは魔力&精神力 400 を消費した。
 勇者  :体力99993/99999:魔力&精神力95999/99999
 ソフィア:体力22880/26052:魔力&精神力31512/32112

ソフィア
「キャァァーーーッッ・・・。」

*今度は2重の防御壁を張ったソフィアであったが・・
 再び勇者の攻撃を防ぎ切れずに吹き飛ばされて、魔法壁に激突しまった。

*ソフィアは 6314 の大ダメージを受けた!
 勇者  :体力99993/99999:魔力&精神力95999/99999
 ソフィア:体力16566/26052:魔力&精神力31512/32112

勇者
「まさか・・驚いたな・・。 これも防いで見せるとはな・・。」

ソフィア
「はぁ~はぁ~だから・・簡単には負けなぃって・・言ったでしょ?。」

*ソフィアは、ダメージを受け息苦しそうに話しながら立ち上がった。

勇者
「おもしろい・・なら、更に倍いっとくか。
 魔拳・鳳凰翼斬っ!!。」

*勇者は魔力&精神力 10000 を消費した。
 勇者  :体力99993/99999:魔力&精神力85999/99999
 ソフィア:体力16566/26052:魔力&精神力31512/32112

ソフィア
「くっ、シールドタワーッ!。」

*ソフィアは魔力&精神力 1000 消費した。
 勇者  :体力99993/99999:魔力&精神力85999/99999
 ソフィア:体力16566/26052:魔力&精神力30512/32112

ソフィア
「キャァァァァァーーーーーッッッッ・・・。」

*今度は5重の防御壁を張ったソフィアであったが・・
 またもや勇者の攻撃を防ぎ切れずに吹き飛ばされて、魔法壁に激突しまった。

*ソフィアは 13479 の大ダメージを受けた!
 勇者  :体力99993/99999:魔力&精神力85999/99999
 ソフィア:体力 3087/26052:魔力&精神力30512/32112

勇者
「嘘だろ? これに耐える女がいるなんて・・。
 なぁ~ソフィア・・本当に、お前とはこんな形で出会いたくなかったよ・・。」

ソフィア
「はぁ~はぁ~なら・・もぅ・・こんな戦ぃ・・止めにしない?
 わたしも・・うぐっ、実際に・・勇者さまの力をこの身体に味わって・・
 改めて・・あなたの強さに・・濡れちゃったところだし・・どぅかしら?。」

勇者
「そうだな・・お前は、ほんといい女だよソフィア・・。
 顔も身体も最高だし、度胸も有る上・・女でここまでの強さなんて・・。」

ソフィア
「はぁ~はぁ~それなら・・ほんとに・・考えてみなぃかしら?
 わたし、こぅ見えて・・一途だし、愛する男には・・とことん尽くすわよ?
 それに、あなたに最高の快楽を与えてあげられるわ・・女として、うふふっ。」

*ソフィアは、乱れた息遣いで立ち上がりながらも
 苦しい表情は見せずに妖艶な笑みを浮かべて見せる・・。

勇者
「あぁ、お前が奴隷売買なんかに手を出していなければな・・。
 だが、こうやって出会ってしまった以上・・それは無理なんだ。 それに、
 王宮騎士団に対する発言だけは・・絶対に許すことはできない、残念だよ。」

ソフィア
「そぅ・・今更謝っても・・無駄みたいね? まぁ~わたしも一度吐いた唾を・・
 飲み込むなんて、情けないマネ・・するつもり無ぃけどね。 なら、本当に・・
 王国騎士なんて、みんなわたしが・・性奴隷にしてあげるわ。 うふふっ。」

勇者
「ここで、それを言えるとはな・・。 だが・・それは命取りだぞ?
 わかるだろ? 次の一撃・・お前は耐えられない。 謝罪をして、
 敗北を認めろ。 そうすれば、この戦いはここまでにしてやる・・。」

ソフィア
「ふんっ・・どのみち捕らえられれば、処刑されるのよ? それなら・・
 わたしは、勇者さま・・あなたの手に掛かって終わることを選ぶわ。
 命乞ぃなんて、情けないマネは・・絶対にしなぃわ。」

勇者
「くっ・・それは、俺に・・トドメを刺せと言うことか?。」

ソフィア
「はぁ~はぁ~そぅよ・・でも、できなぃのなら・・
 これ以上、戦えないって言ぅのなら・・わたしの勝ちよ。
 あなたの試合放棄なんだからね・・。 いぃのかしら?。」

勇者
「それは・・。」

ソフィア
「王国騎士の誇りを・・踏みにじったままの女に・・敗北を認めるのね?
 いぃわよ、けど・・がっかりだわ。 やっぱり王国騎士なんて
 そんなカスの集まり、性奴隷として売り飛ばされるのがお似合ぃよっ!。」

勇者
「いい加減にしろっ!
 王国騎士へのそれ以上の暴言は本当に許せないぞっ!!。」

ソフィア
「許さなぃですって? わたしはね? 強い男の言葉にしか従わないのっ!
 あなたも含めて・・誰一人、女のわたしにすら勝てない軟弱騎士団どもに・・
 このソフィア・ローゼスを止めることはできなぃのよっ! あははっ・・。」

勇者
「そんなに力尽くで従わせられたいって言うのなら・・
 従わせてやるよっ! 俺の最強の技でな・・。 ソフィア、お前は・・
 うっ・・くぅぅっ、終わりだっ!! 魔拳・雷竜激破ーーっっ!!!。」

*勇者は魔力・精神力 20000 を消費した。
 勇者  :体力99993/99999:魔力&精神力65999/99999
 ソフィア:体力 3087/26052:魔力&精神力30512/32112

ソフィア
「それでいぃわ・・それでこそわたしの勇者さまよ・・。」

*勇者の拳から凄まじい稲妻を帯びた最強の魔拳が放たれ・・
 ソフィアの姿は真っ白な光の中に溶け込んでいく・・。

勇者
「くっ、恋愛は理屈じゃ無いんだな・・。 まさかこの俺が・・
 出会ったばかりのしかも奴隷商の女に、ここまで惹かれるなんて・・。
 けれどそれもここまでだ、せめてこの手で・・さらばだ、ソフィア・・。」

ソフィア
「ありがとぅ、うれしぃわ・・でも・・。」

続く・・
ここまでご覧になっていただきまして
ありがとうございます。

本作は前作0003に続き短編のつもりでしたが
前作以上に長くなってしまいまして
ここからソフィアの反撃が始まっていくとこです。

ここからは地味ではあるけど強力なスキルと戦略で
勇者が過去にないほど追い詰められていきます。

こちらはまだ声優さんも確定していませんけど
乗りに乗って書き上げたので
早く映像化をしたいですっ!

発売をお楽しみに^^ ボサ

続きが気になる方
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