赤翼の女天使ルミエル 狂姫の聖水

シナリオ  :ボサ(ボサボサプロジェクト)

キャスト
ルミエル  :室井かなめさん
勇者    :亘蝉さん
ナレーション:室井かなめさん

はじめに・・
今回、ところどころ室井かなめさんのサンプルボイスを
聞いていただけるようにしました。
あくまでも、サンプルなのでそのおつもりでお聞きください。

* 0003_n0000
 現在、ここ魔界では大規模なテロ行為による虐殺行為が問題となっている。
 このテロ行為は、魔界教団PureSoul(ピュアソール):略称PS(ピーエス)
 と、呼ばれる組織が引き起こしているのだが・・

* 0003_n0001
 その同族を同族とも思わない冷酷で非情な虐殺行為は
 ターゲットにした者は、
 ひとりの生存も許さないという徹底的なものであった。

* 0003_n0002
 ここ最近だけでも孤児院の焼き討ち、貧民街大虐殺など・・
 特に魔界的弱者をターゲットにした行為が目立つのも特徴である・・。

* 0003_n0003
 本来ならば、決してこの様な教団が人々に受け入れられるはずも無いのだが
 PSは現在も着々と教団員を増やし続け、支配地域を広げていっている。
 そして、その凶暴性も日に日に上がっていっているのが現状なのだ・・。

* 0003_n0004
 PSがここまでの力を着けたのには、大きな理由があった。
 それは、この教団の女性教皇の圧倒的なカリスマ性だ。

* 0003_n0005
 魔界であるにも関わらず、教団内で女神さまと称されるこの女性は
 穏やかな性格と、清楚で気品あふれる
 魔界にあって屈指の美しさと讃えられる絶世の美少女であった。

* 0003_n0006
 そんな彼女に初めて相まみえた人々は、その華やかな容姿と
 柔らかで暖かい雰囲気に惹かれ、一瞬で警戒心を解いてしまう。

* 0003_n0007
 そして、いつの間にか彼女の全てを見透かす様な深き瞳に心を奪われ・・
 艷やかな唇から発せられる言葉に陶酔していくのだが・・
 問題なのは、なぜかその後(ご)・・例外なく次第に凶暴化していくことだ。

* 0003_n0008
 弱者を蔑(さげす)み、虐殺に快楽を覚える様になり・・
 終(つい)には彼女のどんな残虐非道な命(めい)にも絶対の服従を誓った
 凶暴で盲目的な狂信者へと変貌していくのであった・・。

* 0003_n0009
 そんな状況に魔帝ルシフェルも
 もちろん、ただ黙って静観していた訳では無い。

* 0003_n0010
 帝国の諜報部隊を総動員し、情報を収集・・
 遂に彼女のいる教団本部の場所を確定したのである。

* 0003_n0011
 そして、この日・・勇者にある命令が発せられた。
 それは即(すなわ)ち、教団本部に潜入し・・
 教皇である彼女を抹殺するというものであった・・。

+++ここでタイトル表示+++

信者 0003_a0000
「女神さま、お逃げください・・やつが・・。」

* 0003_n0012
 教団信者は、それだけ告げると事切れてしまった。

勇者 0003_y0000
「案内、ご苦労・・。 おいっ、出てこいっ! 教皇っ!」

* 0003_n0013
 勇者は、かなり広々とした謁見の間のような場所に辿り着き・・
 ターゲットに呼びかけた。

女の娘 0003_h0000
「何なのですか? 騒がしぃですね・・。」

* 0003_n0014
 言葉のする方に目を向けると、そこには暖かそうな雰囲気を纏(まと)った
 眩(まばゆ)いばかりの美しい少女の姿があった。

勇者 0003_y0001
(うっ・・この娘なのか? まさか、これほどとは・・くっ! いかん・・)
「おい女、教皇っていうのは・・お前でいいのか?」

* 0003_n0015
 あまりの可憐さに一瞬、勇者でさえも戸惑うほどであった・・。

女の娘 0003_h0001
「勇者さまっ!? あぁ~ご無事だったのですね・・よかった・・。
 主(しゅ)よ、わたしの願いをこんな形で叶えてくださるなんて・・。」

* 0003_n0016
 そう言った女の娘の表情は・・
 一瞬の驚きからすぐに幸福に満たされた柔らかなものに変わっていき・・
 そして、その勇者に向けられたとても優しげな瞳は見る見る潤んでいった・・。

勇者 0003_y0002
「うぅ、なんだお前・・何言ってるんだ?
 それより・・お前が教皇でいいんだよな?。」

女教皇 0003_h0002
「はい、わたしが教皇で間違いはありません・・。 けれど・・
 やはりそぅでしたか・・未(いま)だにあなたのご記憶は封じられたまま・・。
 勇者さまは・・わたしのこと、おわかりにならないのですね・・。」

勇者 0003_y0003
「さっきから何を言ってるんだ?
 記憶もなにも・・お前とは初めて会ったはずだが?。」

女教皇 0003_h0003
「そぅですか、今のあなたにはそぅなのですね・・。
 それでは、何故ここにいらっしゃったのですか?。」

勇者 0003_y0004
「なんか、調子がくるうな・・。
 俺は、ルシフェルさまの命(めい)で・・この教団をぶっ潰しに・・
 それと・・。」

女教皇 0003_h0004
「わたしの始末・・ですね?。」

勇者 0003_y0005
「くぅ、あぁ~そうだよ。 まぁ~教団の方は、この部屋に来るまでに・・
 目に付く限りの教団員は、全員始末して来たから・・
 後(あと)は、お前だけなんだけどな。」

女教皇 0003_h0005
「あぁ~なんて・・なんて酷(ひど)い事を・・。
 勇者さま、どぅしてですか? あなたほどの方が・・
 なんの罪も無い信者たちに、何故その様な仕打ちをされたのですか・・?。」

勇者 0003_y0006
「はぁ~? 罪が無いだって?
 お前ら邪教団がこれまでに何をやってきたのか?
 まさか知らないわけじゃないよな?」

女教皇 0003_h0006
「邪教団とは、随分な言われようですね・・。 わたしたちは、ただ・・
 信念に基(もと)づき・・悪しき種(たね)、罪深き者を浄化しているだけです。」

勇者 0003_y0007
「悪しき種(たね)? っ・・だとっっ!!!?
 孤児院の子供たちの・・どこがだ? おいっ! 言ってみろっ!」

* 0003_n0017
 勇者の怒りは一瞬で頂点まで達し、一気に距離を詰め・・
 女教皇の胸(むな)ぐらを力いっぱい掴(つか)んだっ!

女教皇 0003_h0007
「きゃっ・・うぅ、苦しぃです・・勇者・・さま・・
 どぅか、その手を・・お放しくださぃ・・。」

勇者 0003_y0008
「なぁ~女・・言ってみろよっ!
 孤児院の子供たちにどんな罪があるんだ? どこが悪いんだ?
 おいっ! 言ってみろってっ!!」

* 0003_n0018
 怒りに任せて女教皇の胸(むな)ぐらを掴(つか)んだ勇者の手に力が入り・・
 グイグイと女教皇の細首(ほそくび)を絞め上げる!

女教皇 0003_h0008
「あ、くっ・・そんな・・わたしは、ただ・・
 聖なる声に・・従っているだけ・・です・・。」

勇者 0003_y0009
「聖なる声だと?。」

女教皇 0003_h0009
「は・・ぃ・・ぅくぅ、息が・・あぁ~わたしはここであなたに・・。
 それならば、勇者さま・・せめて・・お教え・・くださぃ・・。
 何をそれほど・・お怒(いか)りなのですか・・。」

勇者 0003_y0010
「くそっ、やりずらい・・。 なぁ~お前、本当にわからないのか?
 お前が直接じゃないのかもしれないが、この教団はな・・それこそ
 お前の言う何の罪も無い魔界の民を・・惨殺してまわっているんだぞ?。」

* 0003_n0019
 勇者は、敵意の見られない可憐な女の娘に対して
 これ以上の苦痛を与えることが辛(つら)くなり
 その手を放し解放してしまった・・。

女教皇 0003_h0010
「げほっ、ごほっ・・はぁ~はぁ~
 えぇ、それが主(しゅ)の思(おぼ)し召(め)しによる悪しき者たちの浄化ですから。
 それのどこに問題があるとおっしゃられるのですか?。」

勇者 0003_y0011
「どこに問題だって? 何故わからないんだ?
 なんで、お前と俺は・・ここまで価値観が異なっているんだ?。」

女教皇 0003_h0011
「それは、仕方がありません・・。 勇者さま、あなたのご記憶は・・
 魔皇帝ルシフェルの悪しき魔力によって封じられているのですから・・。」

勇者 0003_y0012
「陛下がっ!? おいっ! さっきも言っていたが・・
 俺の記憶が封じられているってどういう事なんだ? 陛下の名まで
 口にしたんだ・・さすがにいい加減な偽り言(いつわりごと)なら聞き流せないぞっ!?。」

女教皇 0003_h0012
「偽り言(いつわりごと)? ・・そんなっ! どぅしてわたしがっ!! 
 どぅして・・あなたにそんなことをッ!!
 いくらなんでも、あまりのお言葉・・酷(ひど)ぃですぅうぅぅ・・。」

* 0003_n0020
 先程まで、もの静かだった女教皇が突然声を荒げ・・
 そのまま泣き崩れてしまった・・。

勇者 0003_y0013
「え・・? おい、どうなっているんだ?
 何故、お前はそんなに辛(つら)そうな顔をするんだ・・?。」

女教皇 0003_h0013
「ひくっ、ぐすっ・・この世にここまでの仕打ちが存在していたなんて・・
 あぁ~主(しゅ)よ、これは・・ぅ、わたしに対する試練なのですか・・。」

勇者 0003_y0014
「くぅ、あのさ・・話してくれないか? お前の知っている事を・・。」

女教皇 0003_h0014
「わたしが・・うくぅ、正直に全てをお話しても・・
 今のあなたは、わたしの言葉を信じてはくださらないのでしょう?。」

勇者 0003_y0015
「確かに・・PS(ピーエス)の教皇であるお前の言葉を簡単に信じる事はできないだろう。
 けど、俺もこの気持のままじゃ、このまま任務を続けられそうもないんだ。
 だから、頼む・・。」

女教皇 0003_h0015
「ぐすっ、わたしとしては任務を続けてほしくはなぃのですけど・・。
 ふぅ~そぅですね、わかりました・・。
 わたしが知りうる限りの全てをお話いたします・・。」

勇者 0003_y0016
「あぁ、ありがとう・・。」

女教皇 0003_h0016
「うふっ、ありがとぅだなんて・・あなたはわたしを殺害に来られたのですよ?
 でも、とてもあなたらしぃです・・。」

勇者 0003_y0017
「うっ・・さっきからお前は、俺の事を知っている口ぶりだが・・
 いったい俺とどんな関係があるっていうんだ?。」

女教皇 0003_h0017
「はい、それでは・・まずは自己紹介を・・
 わたしは、名をルミエルと申します。 そして・・。」

* 0003_n0021
 ルミエルと名乗る少女がそこまで告げると・・一瞬、眩い光が放たれ・・
 その直後、その背からふわっとした一対の羽が現れた・・しかし・・。

勇者 0003_y0018
「お前・・天使っ!! 天界の者だったのか・・。
 それに・・その翼(つばさ)・・。」

ルミエル 0003_h0018
「ふっ、そぅなりますよね・・こんな不気味な色ですからね・・。
 本来純白のはずですのに・・しかも堕天した漆黒でもないなんて・・。」

勇者 0003_y0019
「いや驚いて悪かったな、別に不気味だなんて思わないよ。 それに・・
 こんな事言われるとお前には辛(つら)い事なのかもしれないけど、俺には・・
 とても女の娘らしくてかわいいくて、お前に似合ってる様に見えるけどな。」

ルミエル 0003_h0019
「えっ! はぅ、勇者さま・・。 うぅ、うぅぅ・・。」

勇者 0003_y0020
「うっ! ご、ごめん・・悪気はないんだ・・。
 ほんとに、鮮(あざ)やかでとてもきれいだと思ったから・・。」

ルミエル 0003_h0020
「ひくぅ、いぃえ・・こちらこそ、失礼いたしました・・。
 もぅ一度、この翼(つばさ)をあなたから・・かわいぃって
 言っていただける日が来るなんて、思ってもいなかったので・・つい・・。」

ルミエル 0003_h0021
「ふぅ~・・わたし確信いたしました。 あなたは勇者さま・・。
 例え記憶を封じられていても・・わたしのお慕いした勇者さまです・・。」

勇者 0003_y0021
「お・・お慕い?。」

ルミエル 0003_h0022
「はい、わたしは・・天界で・・その・・
 あなたとお付き合いを・・させて、いただいておりました・・。」

勇者 0003_y0022
「俺がっ!? 君とっ!?。」

ルミエル 0003_h0023
「はい、あなたはわたしの上官で・・わたしの憧れの男性でした・・。
 いぇ、正確にはわたしだけではありません・・天界でも神の三拳(さんけん)と呼ばれ
 最強の天使のお一人であった勇者さまは、女の娘たちの羨望(せんぼう)の的(まと)でした。」

勇者 0003_y0023
「俺が・・? 天軍に在籍していた事と
 神の三拳(さんけん)と呼ばれていたのは覚えているけど・・。
 女の娘にもてたなんて記憶はこれっぽっちも無いんだけどな・・。」

ルミエル 0003_h0024
「それはそぅですよ。 いつも軍務の事や格闘の事ばかりお考えで・・
 周りにいるのは、むさくるしぃ天軍の男ばかり・・
 女の娘たちは怖くて、誰も勇者さまに近づけませんでしたから・・。」

勇者 0003_y0024
「あぁ~そういえば・・
 むさくるしい野郎共に囲まれていたのは、何となく覚えているな・・。」

ルミエル 0003_h0025
「クスッ・・でも、ある時・・
 わたしが不注意で足首を挫(くじ)いてうずくまっていた時・・
 偶然通りかかった勇者さまが、手当をしてくださった事があったのです。」

ルミエル 0003_h0026
「その時、勇者さまにとても親切にしていただいたわたしは・・
 舞い上がってしまいまして・・こんな機会は二度とないと思い・・
 愚かにも、勢いであなたに告白してしまったのです。」

ルミエル 0003_h0027
「でも、その瞬間にわたしは・・このコンプレックスを思い出したのです。
 自分の翼(つばさ)がみなさんとは違うという事を・・。 わたしは
 急に恥ずかしくなって・・走り去ってしまおうとしたのですけど・・。」

勇者 0003_y0025
「あれ? 足を挫(くじ)いていたんだよね?。」

ルミエル 0003_h0028
「はい・・それで見事にバランスを崩して、倒れ込みそぅになったのです。
 そこを勇者さまが、とっさに優しく抱きしめてくださいました・・。」

ルミエル 0003_h0029
「けれど、わたしは自分の翼(つばさ)を勇者さまに見られてしまった事が恥ずかしくて
 勇者さまの手を振りほどこぅとしながら・・わたしを、この異色の翼(つばさ)を
 見ないでくださいと言って・・泣き出してしまったのです・・。」

ルミエル 0003_h0030
「その時です。 勇者さまが・・先程と同じように・・
 なんで恥ずかしいの? かわいくて、君にとても似合っているのにって。」

ルミエル 0003_h0031
「そして、勇者さまも以前からわたしを気にかけていたと
 おっしゃってくださって、わたしたちは交際する事になりました。
 しかも、わたしを意識するきっかけは、この真紅(しんく)の翼(つばさ)だとも・・。」

ルミエル 0003_h0032
「あぁ~今でも鮮(あざ)やかに覚えています。 お慕ぃする勇者さまからの
 想いをいただいただけでは無く、その暖かなお言葉でわたしは・・
 自分とこの翼(つばさ)に、少しだけ自信を持てるよぅになった時なのですから・・。」

勇者 0003_y0026
「そ・・そうなんだ・・。」

ルミエル 0003_h0033
「はい、ありがとぅございます・・勇者・・さま・・。」

勇者 0003_y0027
「う、うん・・けどごめん、俺には・・。」

ルミエル 0003_h0034
「はい・・理解していますから・・。」

勇者 0003_y0028
「くぅぅ、俺はどうしたらいいんだ・・。
 陛下が俺を欺(あざむ)いているなんてありえないし・・
 君が嘘を言ってるようにも思えない・・。」

ルミエル 0003_h0035
「あの、勇者さま・・? わたしなら・・
 あなたの記憶を封じている魔力を・・打ち消せるかもしれません・・。」

勇者 0003_y0029
「えっ!? ほんとうに?。」

ルミエル 0003_h0036
「はい、確実にできるとは言い切れませんけど・・
 ルシフェルの施(ほどこ)した魔法ですからわたしなら・・。」

勇者 0003_y0030
「なぁ~ルミエル・・それ、頼んでもいいかな?。」

ルミエル 0003_h0037
「えっ、今! あ、いぇ・・信じてくださるのですか?
 それに、よろしぃのですか? わたしは一応、あなたに
 敵対している立場にありますし・・それに・・その方法が・・その・・。」

勇者 0003_y0031
「まぁ~少しは思うとこもあるけど・・
 それよりも、今俺は真実を知りたいんだ。 だから、頼むルミエル。」

ルミエル 0003_h0038
「うぅ、また・・どぅして・・。」

勇者 0003_y0032
「ん? どうしたんだ、ルミエル?。」

ルミエル 0003_h0039
「だって勇者さまが・・わたしのこと・・ルミエルって・・。」

勇者 0003_y0033
「あっ・・ごめん、嫌だったかな?。」

ルミエル 0003_h0040
「ぅんぅん、違います・・なにかいろいろと思い出してしまって・・。
 それに今更ごめんなんて・・散々、お前お前って呼んでいたのに・・。
 おかしぃですよ、うふふっ・・。」

勇者 0003_y0034
「そうだよね・・あはは・・。
 それで、記憶を戻すにはどうすればいいのかな?。」

ルミエル 0003_h0041
「それは・・えぇ~と・・ですから、その・・です・・。」

勇者 0003_y0035
「ん? さっぱりわからないんだけど・・?。」

ルミエル 0003_h0042
「ですから・・わたしと・・H(エッチ)・・するんです。」

勇者 0003_y0036
「そうか、じゃ~さっそくしようっ!
 ・・・えっ!? ルミエルと・・ここでH(エッチ)・・するの?。」

ルミエル 0003_h0043
「ですです、勇者さまが気持ちよくなって・・放つじゃないですか?
 その時にわたしが、ルシフェルの魔力もいっしょに・・
 吸い取るといぅ・・そんな感じなのです・・けど・・どぅしますか?。」

勇者 0003_y0037
(どうしようかな? この娘とするのか・・ごくっ! すげぇかわいいっ!
 それに、やばいよなこのスタイル・・胸もお尻もふとももも、たまらんっ!
 でも、一応・・敵なんだよな・・)

勇者 0003_y0038
(でもでもさ、ルミエルの言葉が真実なら・・俺たち付き合ってたわけだし・・
 しちゃってもいいんじゃないか? ていうか、この娘とできると思ったら・・
 うぐぅ、もうガマンできない・・俺はやりたいっ! 今すぐルミエルとっ!)

勇者 0003_y0039
「こほっ、それでしか真実に辿り着けないのなら・・俺は覚悟を決めるよ。
 でも、ルミエルはそれでいいのか?。」

ルミエル 0003_h0044
「さすが勇者さま・・凛々(りり)しぃお言葉です・・けど、もしですよ?
 わたしがやっぱり怖いのでやめてもいぃですか? と、拒(こば)んで見せたら・・
 勇者さまのそこはどぅなってしまうのかしら? クスッ・・。」

* 0003_n0022
 ルミエルが指さすそこには・・誰の目にも明らかなほど
 完全に臨戦態勢に入っている勇者のものがテントを張っていた・・。

勇者 0003_y0040
「ん? あぁっ!! いや、これは・・違うんだっ!
 別に君の胸とかお尻を見てたからとか・・違うっ!
 ふとももだってちょっとしか見てないし・・いや、あぁぁ・・。」

ルミエル 0003_h0045
「クスクスッ、安心しました。 記憶の封じられた勇者さまにも
 わたしのこの身体(からだ)は女の娘として、意識してもらえるぐらいの
 魅力はあるみたぃですので・・。」

勇者 0003_y0041
「うぅ、言い訳の余地無いよな・・。 認めるよ・・。
 ルミエル、君の魅力的な身体(からだ)を見ていたらこうなっちゃったんだ・・。」

ルミエル 0003_h0046
「はい、でも気になさらないでくださぃ。 始める前からそれなら・・
 簡単に放っていただけそぅですから、むしろ好都合だと思いませんか?
 ね? 勇者さま? うふふっ・・。」

* 0003_n0023
 そう言ってルミエルは、床に脚(あし)を投げ出して座り込む勇者の脚(あし)の上の・・
 勇者と顔を見つめ合う位置にちょこんと座り込んだ。

勇者 0003_y0042
「うくぅ、簡単にはいかないと思うけどな・・。」

ルミエル 0003_h0047
「あっ、ごめんなさぃ・・わたし、そんなつもりでは・・。」

勇者 0003_y0043
「うん、わかってる・・ありがとう・・。
 はぁ~改めてこうして近くで見ると、ルミエル君は・・
 本当にかわいぃね・・。」

ルミエル 0003_h0048
「ありがとぅございます・・あんっ!。」

* 0003_n0024
 ルミエルの言葉を遮(さえぎ)るように勇者がそっと、華奢(きゃしゃ)な背を引き寄せる。
 少女は頬を薄っすらと染め、勇者の肩に抱きつき・・そっと瞳を閉じる。
 そして、艷(つや)やかで可愛らしぃ吐息を漏らすと・・二人の影は重なっていく・・。

* 0003_n0025
 始めは、お互いを確かめ合うように軽いタッチで触(ふ)れるだけであったが・・
 次第に求め合い押し付け合うように互いの唇は交わっていく・・。

* 0003_n0026
 その状況に満ち溢れる想いを抑えられなくなったルミエルの喘ぐ声が・・
 艷(つや)やかに響く・・そして、失った時を取り戻すかの様に彼女の魅惑の舌は
 勇者の唇をこじ開けて、男の心の中を掻(か)き回し始める・・。

ルミエル 0003_h0049
「はぁんむぅぅ~あぁ~んぅぅ~(あぁんぅ~勇者さま、勇者さまぁ~)。」

* 0003_n0027
 男は一瞬脳裏が真っ白になるほどの快楽を覚えるが、すぐに立ち直り・・
 真っ直ぐに愛しぃ想いを伝え来る少し熱を帯びた美少女の気持に応える。
 ふたりのしなやかな舌が、求め合う吐息と共に激しく絡み合っていく。

勇者 0003_y0044
「ぅあぁっ! ・・はぁ・・(あぁ・・ルミエル、ルミエルぅ~)。」

* 0003_n0028
 勇者の高揚した様子にさらに高ぶった赤翼(せきよく)の女天使は勇者を導くように・・
 そのしなやかな指先で勇者のものを遮(さえぎ)るテントを取り除くと・・
 そのまま優しくゆっくりと勇者の剣(つるぎ)を扱(しご)き始めた・・。

勇者 0003_y0045
「うごっ! うぐぅぅ・・むぐぅぅ・・。」

ルミエル 0003_h0050
「ん・・んん、んぁ~お嫌(いや)でしたか?
 これ・・しない方がよろしぃですか?。」

* 0003_n0029
 愛らしぃ少女には、勇者の表情が辛(つら)そうに見え・・
 求め合う唇をはずし、心配そうに尋ねる・・。

勇者 0003_y0046
「あぁぁ・・うくぅぅ・・うぐぐぅぅ・・。」
(なんだ、これっ! 軽く擦(こす)られているだけなのに・・
 痺れるぅぅ、たまらないぃぃ・・この娘、うますぎるぅぅ・・)

ルミエル 0003_h0051
「あぁん、勇者さま? はっきりとぅ~おっしゃってくださいぃ~・・
 はぁん・・辛(つら)いのでしたら これ・・止(や)めます?
 それともぅ~続けてほしぃですか? ねぇ~んぅ勇者さまぁ~・・。」

勇者 0003_y0047
「あぐぅぅ・・つ・・続けて・・あぁっ! 気持ちいい・・
 た・・頼むから・・うくぅ、止(や)め・・ないで・・ルミエルぅ~・・。」

ルミエル 0003_h0052
「そぅでしたか・・よかったです・・。 はぁん・・。
 はぁ、もしも勇者さまに端(はした)ない女の娘と思われてしまったらと
 考えたら・・わたし・・。」

勇者 0003_y0048
「そんなこと・・あぁっ! 思・・わない・・から・・。」
(やばい・・やばい、なんなんだよ・・こんなにかわいくて・・このテクって・・
 意識を保っているのがやっとで・・なにも抵抗できない・・)

ルミエル 0003_h0053
「はい・・それで、勇者さま? あの・・いかがでしょうか?
 わたしもぅ~その・・そろそろ・・はぁ~はぁ~・・
 勇者さまのここがぁ・・んぅ~ダメ・・ですか?。」

* 0003_n0030
 究極とも言える美少女が、熱く火照った魅惑の表情で
 少し淫れた吐息を漏らし愛しい男を求める・・。

勇者 0003_y0049
「あぁ、ルミエル・・俺も・・俺も・・君が・・ほし・・い・・。
 君が、ほしくてほしくて・・たまらないんだ、ルミエルぅ~・・。」

ルミエル 0003_h0054
「あぁんぅ~でも、勇者さまぁ~後悔なさいませんか?
 この先に進むと、勇者さまにも辛い出来事が・・。」

勇者 0003_y0050
「かまわない・・もう、ガマンできないんだ・・。 ルミエル、君の膣(なか)に・・
 俺の想いの全てを・・解き放てるなら、俺は・・何にでも耐えられる・・。」

ルミエル 0003_h0055
「んぅぅ~うれしぃです・・。
 そんなにもわたしを・・勇者さまが求めてくださるなんて・・それなら・・
 はぁん・・ん、んん・・ん、んぅぅ・・んん、んぁ・・ぁんぅぅ~・・。」

勇者 0003_y0051
「あぁっ! あぁぁぁぁ・・これ、やばい・・うぐぅぅぅ・・。」

ルミエル 0003_h0056
「ん、んん・・んぅ~んぁ、ルミエルを感じていただけていますか?
 ねぇ~んぅ勇者さまぁ~んぅぅ~ほらぁ~これで・・んぅ~いかがですか?。」

勇者 0003_y0052
「がっ! ダメッそんなに締め・・あぐぅごめん、俺っ! もうぅぅ・・
 あぁぁあああっ! 射精(で)るっ! ルミエルぅぅぅーーーーっっっっ!!!。」

* 0003_n0031
 至高の美少女天使のぷにぷにした柔肉に巻き付かれるように締め上げられ・・
 魔族の勇者の剣(つるぎ)は・・何も抵抗できないまま、あまりにも呆気なく
 聖なる蜜滴(みつしたた)る麗花(れいか)の・・魅力の前に屈してしまった・・。

ルミエル 0003_h0057
「あぁん、そんな勇者さま・・んんんぅぅ~んんんんぅぅぅ~はぁん・・。」

* 0003_n0032
 勇者のいきなりの射精(しゃせい)に驚いたルミエルであったが
 とっさに魅惑の蜜花(みっか)の肉襞(にくひだ)を絡み付けるように締め上げ・・
 搾り取るように勇者の記憶を封じているであろう魔力を吸い上げる・・。

勇者 0003_y0053
「あがぁぁぁーーっっ!! ちょっ!! なにこれ、止(と)まらない・・。
 うがぁぁぁぁーーーーっっっ!! ルミエルぅぅーーーーっっっ!!!。」

ルミエル 0003_h0058
「んんんぅぅ~勇者さまぁ~勇者さまぁ~あん、んんぅぅぅ~
 もっとぅ~勇者さまぁ~もっとぅ~んんぅぅ~
 ルミエルの膣(なか)にぃ~射精(だ)してぇぇ~射精(だ)してぇ~勇者さまぁ~っ!!。」

* 0003_n0033
 ルミエルの膣(なか)が軟体動物のように這いずり回り、聖なる蜜を
 勇者の剣を溶かすがごとく塗りたくりながら搾り上げる・・。

勇者 0003_y0054
「あぎゃぁーーーっっ!! もっと、もっと・・あがぁぁぁーーっっ!!
 あぁぁルミエルルミエル・・あは、ルミエル・・ルミ・・エルぅぅ・・。」

ルミエル 0003_h0059
「はぁんぅぅ、勇者さまぁ~勇者さまぁ~勇者・・さまっ!?。」

* 0003_n0034
 美しき女天使から与えられる究極ともいえる凄まじい快楽の渦に飲み込まれ
 勇者は溺れ、壊れ掛け始めてしまったが・・
 ルミエルはその異変に気づき勇者からの搾取(さくしゅ)を中断した・・。

勇者 0003_y0055
「へぇぁ~ルミエル・・もっと・・ルミエル・・もっと・・。」

ルミエル 0003_h0060
「勇者さまっ! 勇者さまっ! しっかりなさって・・勇者さまっ!。」

勇者 0003_y0056
「いひぃ~ルミエル・・もっと・・
 ルミエル、ルミエル・・ルミ・・エルっ!? なっ! はぁ~はぁ~
 あれ? ここは・・? うっうぅぅ・・痺れ・・る・・。」

ルミエル 0003_h0061
「勇者さまっ! はぁ~んぅよかった・・気づかれたのですね・・。」

勇者 0003_y0057
「あぁ、ルミエル・・もの凄いんだ・・君の膣(なか)、凄かったんだよ・・。
 あんなに快楽って感じられるんだな・・俺、頭の中が真っ白になって・・。」

ルミエル 0003_h0062
「わかりましたから勇者さま・・落ち着いて・・落ち着いてくださぃ・・。
 ごめんなさぃ、勇者さま・・わたし夢中になってしまって・・。」

勇者 0003_y0058
「はぁ~はぁ~ごめん、俺の方こそ・・あまりにも気持ちよすぎて・・。」

ルミエル 0003_h0063
「いぇ、それで・・何か思い出せましたか?。」

勇者 0003_y0059
「あぁ、少し・・俺は天界でルミエル、君と確かに愛し合っていた・・。
 くそっ! こんなに大切(たいせつ)な君の事を忘れていたなんて・・ごめんな。」

勇者 0003_y0060
「そして・・陛下、いやルシフェルと俺はライバルであり友人で・・
 そんなやつを俺は・・俺が・・天界への謀反をさせてしまったんだ・・。
 でも、思い出せない・・なんで俺はそんな事を・・。」

ルミエル 0003_h0064
「それでは・・もぅ少し・・して・・みますか?。」

勇者 0003_y0061
「う、うん・・ごめんな、ルミエル。
 こんな形で君と・・俺・・。」

ルミエル 0003_h0065
「そこまで・・です。 わたしが嫌々していると思ぅのですか?
 相手が勇者さま以外でもわたしが、このように身体(からだ)を許してしまぅと?。」

勇者 0003_y0062
「あぁ、ごめんルミエル・・君がそんな女の娘のわけないよな・・。」

ルミエル 0003_h0066
「もぅっ! さっきからごめんごめんって・・。」

勇者 0003_y0063
「あぁ、そうだな。 ありがとうかわいいよ、ルミエル・・。
 これで、よろしいですか? 姫君?。」

ルミエル 0003_h0067
「えぇ、よろしくてよ・・勇者さま、うふふっ・・。 その代わり・・
 記憶が戻りましたら、今まで寂しぃ想ぃをさせられた分も合わせて・・
 いぃ~ぱい愛してくださいね? 約束ですよ、勇者さま?。」

勇者 0003_y0064
(うぉぉぉぉっ!! かわいいぃぃっ!! これが俺の彼女なのかぁぁっ!!)
「うん、約束する・・さぁ~・・。」

ルミエル 0003_h0068
「はい・・はぁ~・・ん、んむぅ~・・ん、んん・・ん、んんぅ~。」

* 0003_n0035
 勇者と愛らしい美少女の艷(つや)やかなぷるぷるの唇が・・
 再び互いを求め合う。 同時に可愛らしい天使の華奢(きゃしゃ)な腰が
 魅力的な曲線をゆっくりとそして悩ましく描いていく・・。

勇者 0003_y0065
「(あぁ、ルミエル・・)・・うぐっ! うぶぅ、うぅぅぅぅ!!
 (あぁっ! あぁぁっ! ルミエルっ! ルミエルぅぅーーっ!)。」

* 0003_n0036
 可愛らしい少女の腰が妖艶に舞始まると・・その究極の蜜花(みっか)の肉襞(にくひだ)が
 キュキュッと締り、少し幼気(おさなげ)な少女の容姿からは
 とても想像もできないほどの、凄まじい快楽を与え始める・・。

勇者 0003_y0066
「うぐぐぅぅっ!! (あぁぁ、また・・射精(で)ちゃうぅぅっ!!
 確かにそれが目的とはいえ・・こんなにすぐなんて・・いくらなんでも・・
 男として・・惨(みじ)めすぎる・・。 少しぐらい・・がまんを・・。)」

勇者 0003_y0067
「うぶぅぅっ! (うぐぅっ! できないっ! あぁぁ、この快楽には
 逆らえないっ!! ルミエルのおまんこに・・まるで抗えないっ!!
 あぐぅぅっ! 射精(で)るぅっっ!! ルミエルぅぅーーっっ!!!。」

* 0003_n0037
 津波の様に押し寄せるねっとりとした快楽の渦に・・
 勇者は引きずり込まれる様に飲み込まれると、一瞬で少女の虜とされ・・
 男としては、かなり屈辱的な状態で欲望を搾り取られてしまった・・。

ルミエル 0003_h0069
「はぁんぅぅぅ~ん・・んん、んんぅぅ~(勇者さまぁ~勇者さまぁ~)。」

勇者 0003_y0068
「(あぁぁ・・気持ちいい・・それになんか記憶が鮮明に・・
 けど、なんか虚(むな)しい・・俺、なんて情けないんだ・・。 ん? えっ!?
 ちょっ!? ルミエルっ!? 俺・・記憶、戻ったからっ!!)。」

ルミエル 0003_h0070
「んんぅぅ~んんんぅぅ~はむぅ、んんんぅぅぅ~・・。
 (あぁん、勇者さまぁ~もっとぅ~もっとぅ~ルミエルの膣(なか)にぃ~
 いぁ~っぱい・・射精(だ)してぇぇーーっ!! 勇者さまぁぁーーっ!!)。」

勇者 0003_y0069
「あぶぅぅぅっ!! (待って、ルミエル・・もういいんだって・・
 もう、いいんだって・・止(や)めて・・あぁっ! ダメだ、この娘の・・
 気持ちよさには・・耐えられない、あぐっ! ルミエルぅぅーーっっ!!)。」

勇者 0003_y0070
「うぶぅぅ、うぶぅぅっ!! (ルミエル・・気がついて・・
 俺、また・・意識が・・あぁぁぁっ!! ルミエルぅぅーーっっっ!!!
 あぁぁ・・もう、いいか・・このおまんこに抗うなんて・・無理なんだ・・。」

勇者 0003_y0071
「・・・・・・。 (あぁぁっ! ルミエルぅぅーーーっっ!!!
 あぁ、止(と)まらない・・もう、止(と)まれない・・もっと、締めて・・ください・・
 もっともっと虜にしてくださいぃっ! ルミエルさまぁぁーーーっっっ!!!)。」

ルミエル 0003_h0071
「(んんぅぅ~あぁんぅ~射精(で)てるぅ~いっぱい・・
 もっとぅ~勇者さまぁ~勇者さまぁ~・・はっ!?)
 んぁ、はぁ~はぁ~・・勇者・・さま?。」

* 0003_n0038
 永らく引き裂かれていた時間に理性を狂わされてしまった少女であったが
 とっさに我に返り、心配そうに最愛の男の状況を確認する。 しかし・・

勇者 0003_y0072
「あぁぁ・・ルミエルさまぁぁ・・止(や)めないで・・もっと、めちゃくちゃに・・
 ルミエルさま・・射精(だ)したい・・もっと・・ルミエルさまの膣(なか)に・・。」

* 0003_n0039
 そこに存在したのは、その勇敢さも気高さも全て少女の魅惑の蜜花(みっか)に
 搾り喰(く)らい尽くされて、完全に服従させられてしまった
 涎塗(よだれまみ)れの男の姿であった・・。

ルミエル 0003_h0072
「あぁぁ・・ごめんなさぃ、わたしまた・・勇者さまっ! 勇者さまっ!
 しっかりしてくださぃっ! うぅぅ、勇者さまぁぁーーっっ!!。」

勇者 0003_y0073
「あぁぁ・・ルミエルさま・・おまんこ・・もっと・・与えてください・・
 ルミエルさま・・もっとおまんこ・・ルミエル・・さま? あぐぅっ!!!
 俺・・また・・? あぁぁぁーーーっっ!! 見ないでくれぇぇっ・・。」

ルミエル 0003_h0073
「あぁ~ん、よかったですぅぅ~勇者さまぁぁーーっ! ひっ、ぐすっ・・。」

勇者 0003_y0074
「ルミエル・・はぁ~みっともないとこ、また見られちゃったね・・。
 ごめん、泣かないで・・俺、もうだいじょうぶだから・・。」

ルミエル 0003_h0074
「ひく、うぅぅ・・はい・・ほんとうに・・うぐぅ、ごめん・・なさぃ・・。
 それで・・ぐすっ、ご記憶のほぅは・・いかが・・ですか?。」

勇者 0003_y0075
「あぁ、なんとなくだけど思い出せた気がする。」

ルミエル 0003_h0075
「ふぅ~・・そぅでしたか・・よかったです。 それでは、肝心な
 記憶を封じられた時の事は思い出せましたか?。」

勇者 0003_y0076
「それが・・無いんだ。 記憶を封じられたと考えられる出来事に
 全く思い当たる記憶が無いんだよ・・。」

ルミエル 0003_h0076
「そぅなのですか? それでは・・
 記憶がはっきりしているのはいつ頃までなのですか?。」

勇者 0003_y0077
「う~ん、そうだな・・反乱の日は記憶が曖昧(あいまい)だな・・
 だとすると一週間ぐらい前かな?
 始めて反乱の話をルシフェルとした・・そのあたりだと思う。」

ルミエル 0003_h0077
「それで、ルシフェルとはどんなお話をされたのですか?。」

勇者 0003_y0078
「なんでだろ? 何となく俺がルシフェルをけしかけたのは覚えているんだ。
 だけどなんで、俺・・そんな事をしたんだろ?
 おかしいな・・まだ、思い出せてないのかな?。」

ルミエル 0003_h0078
「その時に、記憶を封じられたのではありませんか?。」

勇者 0003_y0079
「いや、それは無いな・・。
 よく覚えていないんだけど・・俺は始めから
 反乱の話をルシフェルにするつもりだったみたいだから・・。」

ルミエル 0003_h0079
「それでは、勇者さまのご記憶を封じたのは
 ルシフェルではないといぅことですか?。」

勇者 0003_y0080
「たぶん・・。」

ルミエル 0003_h0080
「それでは、その前となりますね・・。 その直前に
 どなたにお会いしたのか、覚えていらっしゃいますか?。」

勇者 0003_y0081
「その前? それだと・・いやっ! 誰とも会っていない・・。」

ルミエル 0003_h0081
「誰かとお会いしたのですね? どなたですか?
 その方に記憶を封じられたのではありませんか?。」

勇者 0003_y0082
「だから、会ってないって・・。 そんな事ありえないんだ・・。」

ルミエル 0003_h0082
「どなたかをかばっていらっしゃいますね?
 その方に記憶を封じられてもおかしくない出来事があったのですね?。」

勇者 0003_y0083
「かばってなんてないよっ! そんな事ありえないんだっ!
 そんな出来事なんて何も無かった・・だって、それは・・。」

続く・・
ここまでご覧になっていただきまして
ありがとうございます。

本作は短編のつもりでしたが
少し長くなってしまいまして
クライマックスどころか
ここまでのは全てプロローグとなります。

ここからはスピード感あるスリリングなお話になっていきます。
来年度の発売となりますが
キャラ自体を、室井かなめさんの声を
イメージして書きましたので
ボサ自身も作品が仕上がるのが楽しみであります。

今回ここまでご覧になっていただいたことへの感謝として
後半の1ボイスをどうぞ!!

ルミエル 0003_h0181
「それでは次に、蜜の溢れ出ているわたしの女の秘部(ひぶ)を舐めながら、うふっ
 命乞いなさぃ。 さぁ~見せてぇ~あなたの許しを請う嘘偽りの無い
 その姿を~このわたしに心から服従するその瞬間を~あぁ~んぅ~・・。」

発売をお楽しみに^^ ボサ

続きが気になる方
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・小説版の続きがご覧になれます。
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